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 牡丹と薔薇 上巻   牡丹と薔薇 下巻

 図書館で見かけて、「そういえば、昔、ドラマが話題になっていたなぁ」と思って、読んでみることにしました。

 読んでいるだけで不愉快になってきて、非常にイライラしながら読了しました。ドラマは全く見てなかったので、「こういう残念なお話のドラマだったんだ・・・」と、初めて知りました。

 何で話題になったのでしょう?女優さんが綺麗だったから・・・とか?

 「イライラ」とか「モヤモヤ」とか負の感情ではあるけれど、「読む者の心を掴んで揺さぶる」って意味では、成功している作品なのかもしれません。不愉快になるから、再読したいとは思いませんが。

 中島さんの、もうちょっと真っ当なストーリーの小説を読んでみたいと思いました。

おすすめ度 ★☆☆☆☆


内容紹介
 話題騒然の昼ドラマ、「牡丹と薔薇」の完全ノベライズ。伝説の「真珠夫人」を超える巨匠・中島丈博先生の珠玉の書き下ろし作品です。本書は、数奇な運命に翻弄され、過酷な人生を辿りながらも、自らの信じる道をひたむきに生きる姉妹の壮大な愛の物語です。強烈なドラマシーンに隠された、真のテーマ「無私の心」。傷つくことを厭わずに人を愛する生き方は現代の私たちが失ってしまったその心を、必ずや揺さぶる事でしょう。

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2011.09.28 KAGEROU

KAGEROU


 忙しくて、ずーっと更新してませんでした。本は、ぼちぼち読んでいたのだけど、それを書き込む余裕がなくて。

 で、この間に思ったことがひとつ。

「本が好きで、それで、読んだ感想を書き留めようと思ったんだから。もうちょっと、『ここが好きだった』『ここがよかった』って感じたことを書こう。私の感想は、どうも、『ここがイマイチだった』に傾いている気がする。」

・・・です。

 あまりにも、「この作品は、私は無理」と思ったら、やっぱり書いちゃいますけどね。きっと。

 で、この度、KAGEROUです。図書館に置いてあったので借りてきました。

 話題になって、散々いろいろ言われていたけど、自分で読んでみないと何も言えないし、読まずに語るのはご法度だと思っているので、読んでみました。

 純粋に小説としてどうかと聞かれたら、正直、読みすすめるのが苦痛なレベルでした。

 大賞についてはね、まあ、いいですよ。それぞれの賞にはカラーがあるんだし、「将来性」とか「話題性」とか「可能性」「独自性」「テーマの普遍性」とか、何でもいいけど、審査委員が評価に値すると思う、審査委員にそう思わせる何かが、この作品にはあったのでしょう。

 頑張って書いたんだろうな・・・と思います。その気持ちと姿勢は分かるけど。

 「ここがよかった」を書こうと思ったけど、なかなか難しいです。

おすすめ度 ★☆☆☆☆


 
内容紹介
 第5回ポプラ社小説大賞受賞作。『KAGEROU』―儚く不確かなもの。廃墟と化したデパートの屋上遊園地のフェンス。「かげろう」のような己の人生を閉じようとする、絶望を抱えた男。そこに突如現れた不気味に冷笑する黒服の男。命の十字路で二人は、ある契約を交わす。肉体と魂を分かつものとは何か?人を人たらしめているものは何か?深い苦悩を抱え、主人公は終末の場所へと向かう。そこで、彼は一つの儚き「命」と出逢い、かつて抱いたことのない愛することの切なさを知る。水嶋ヒロの処女作、哀切かつ峻烈な「命」の物語。

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江戸のパロディー もじり百人一首を読む

 もじり歌の出来は、おいておくとして。

 江戸時代に、百人一首のパロディーが楽しまれていたという、江戸庶民の、その文学的素養の高さに改めて敬服しました。

 江戸時代って、同時代の異国と比較して、庶民の識字率がすごく高かったみたいですしね。「をかし男、頬かぶりして・・・」だって、もとの文学を多くの人が知っているからこそ、そのパロディの下らなさを笑いあえたのだろうし。

 すごく面白い本です。挿絵も多くて、「この時代に、こんな絵や歌が好まれていたんだ」っていうのが分かって、眺めているだけでも、楽しめます。
 
 古文が嫌いでなければ、ぜひ一度、読んでみて欲しいです。
  
 おすすめ度 ★★★★☆


内容紹介:日本人に最も親しまれた古典といえば、「百人一首」。江戸時代、この百人一首を元歌に徹底的に洒落のめしたパロディー百人一首が庶民のあいだで大流行!18種の『もじり百人一首』や狂歌・落首・噺本から1000首のもじり歌と300の挿絵を収め、解説・鑑賞した。

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タブーの謎を解く―食と性の文化学 (ちくま新書)

 出だしは、よかったのですが。

 期待して読み始めたので、読後のがっくり感が、余計につらかったです。

 悪くはないと思います。食と性のタブーに関するあれこれを網羅しているし。

 でも、読みながらずっと感じていた、

 「レヴィ=ストロースやマリノウスキの交換とか、フロイトのエディプス・コンプレックスとか、デズモンド・モリスの裸の猿とか、マレビトとか、穢れとか、そういうひとつひとつは、知ってるから。で、それらを統合して、結局、山内さんが到達した『タブーの謎における解』は何なの?」

 という私の疑問に、山内さんは答えてくれなかったように思います。

 タブーについて俯瞰する・・・、そんなつもりで読むなら、良い本だと思います。

 おすすめ度 ★★☆☆☆


内容紹介:タブーとは何だろうか。およそ人類史上、タブーのない社会は古今東西どこにも存在しなかった。未開社会だけではない。現代都市の若者のあいだでもタブーはひそかに息づいている。なぜ人間は、古来から近親婚を禁じたり、イスラム教が豚肉、ヒンドゥ教が牛肉、あるいは仏教が肉食一般を禁止したように、性や食の禁制を社会のなかに仕掛けておかなければならなかったのか。人間の原思考が生み出した奇怪な文化装置であるタブーの謎にスリリングに迫る。

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「こころ」は遺伝子でどこまで決まるのか―パーソナルゲノム時代の脳科学 (NHK出版新書)

 科学的な内容について丁寧に説明がなされて、分かりやすいです。
 
 もうちょっと、専門的な内容を期待しましたが、入門書・・・といった感じでした。

 私としては、もの足りなかったけど、良書だと思います。

 おすすめ度 ★★☆☆☆


内容紹介:脳の疾患やこころの問題を、ゲノムから解明しようとするゲノム脳科学。その急速な進展により、性格や知能と遺伝子の関係が続々と明らかになりつつある。個人の遺伝情報を治療に役立て、相性をゲノムで占う社会はすぐそこまで来ている。斯界のトップランナーが、国内外の最新研究成果を踏まえ、パーソナルゲノム時代の可能性を展望する。

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